2月2日
「シングルタスクからマルチタスクへ」今回はPCの進化の歴史について・・・。PCがDOS時代からwinの時代に変わったときに盛んに言われていたことがあります。「マルチタスク」聴きなれない人は「マルチメディア(多少意味が違いますが)」と言えば分かると思います。さて、では「マルチタスク」とはなんなんでしょう。当時のPCは「マルチタスク」に対して「シングルタスク」と呼ばれています。「シングルタスク」つまり「一つの仕事」しかPCは出来ないということです。DOSのPCを触ったことがある人は分かると思いますが、基本的ににPCは一つの仕事しか出来ません。例えば現在であれば「ワードで文章をうち、画像編集ソフトで画像を編集、ワード文章に画像を貼り付け」などと言うのは朝飯前ですね。当時は同じ事をどのように行っていたのかというと〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜PC立ち上げ⇒ワード(一太郎)立ち上げ⇒文章を打つ⇒文章を保存↓PCを再起動↓PC立ち上げ⇒画像処理ソフト(花子)立ち上げ⇒画像編集⇒画像保存↓PCを再起動↓PC立ち上げ⇒ワード(一太郎)立ち上げ⇒保存文章を開く⇒保存画像を取り込み・・・〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と言う風に一度PCを立ち上げたときに使えるソフトは一つだけでした。これでは非常に能率が悪いので、後に二つ以上のソフトを同時に使える、つまり「マルチタスク」というものが生まれます。これによって様々な事が出来るようになりました。例えば皆さんが大好きなMP3と言うのも「デコード」と再生を同時に行うことによって成り立っています。「デコード」とは「エンコード」の逆です。簡単に説明するとMP3ファイルは元の音楽ファイルを約1/10に圧縮しているファイルの事です(実際には人に聞こえ無い音や、大きな音と同時に鳴っているがマスクされて聞こえない小さな音などを削除したりしている不可逆圧縮(まったく同じようには戻らない圧縮のこと))。その圧縮する作業の事を「エンコード」と言います。逆に解凍する作業の事を「デコード」と呼んでいるわけです。PCがMP3ファイルを再生する際にはまず「エンコード(圧縮)」されたMP3ファイルを「デコード(解凍)」して再生できる様にしながら再生しています。つまりMP3プレーヤーと言う物は「デコード」するソフトと「再生」するソフトの組み合わさったものの事なのです。これはPCの性能の進歩と、もう一つ「マルチタスク」という概念によって可能になりました。賢い人は気がついたかも知れませんが、PCのさらなる進歩によって、そのうちDVD(高画質動画)なども同様に「デコード」&「再生」して見ることが出来るようになると思われます(リアルプレーヤーなどは既に実用化されていますね。画質、音質に問題はありますが・・・)。ただこの辺まで来ると(実はもう少しで実用化、という段階まで来ているそうです)「ハリウッド」などが黙っていないため、普及するにはしばらく時間が掛かるかも知れません・・・。