第12回

遅くなった、もう大部分の人が忘れてしまっているでしょうが(実は俺も忘れかけてる)、
ロッキンジャパンフェス3日目の思い出話を・・・。もうサマーは終わってしまったけど
夏のこの暑くて熱い思い出はイツナロウバ(It's not over)!!

前日のミスチルの大成功(個人的には)な終演から一夜明けた茨城県ひたちなか海浜公園。
ロッキンジャパン'01最終日、当然この日の目玉は中村一義、一年越しのリベンジだ。
昨年のトリでもあった彼は、フェス終盤に吹き荒れた豪雨のせいでアクトを断念。それ以降
もまともなライブは行っておらず、これだけ大勢の観客の前に現れるのも当然初である。
爆弾アルバム「ERA」発射からも、およそ一年の時が経っている。
しかしみんなが待ち望んでいた、この瞬間を。

この日最初のアクトはラブサイケデリコ、最も旬の人たちだ。どんな感じのライブになるのか、
楽しみだったが、どうにもセガ海がうざい。前日ミスチルで興奮したと思ったら、宿では僕を
ほったらかし、一瞬で眠りについた、にもかかわらずこの日はラブサイケデリコも目当ての1
つだったのでしょう、早く前の方に陣取りたい顔をしている。僕的にはやや後方でリズムに合
わせてゆらゆらと踊っていようかと思っていたので(飛び跳ねるような音楽じゃないしね)、
彼一人が前方へ向かう。僕はアルバム聞いた事ないんで「シングル曲いっぱいやんねぇかな」
と思って観ることに。内容はツボ抑えてましたね、シングル曲きっちりやってたし。
なんとなくアメリカンロックのルーツを見せてくれたような気がします。なんか西部くさい感じ。
ボブディランの「ライクアローリングストーン」のカバーとかも、フォークロックのルーツしっ
かり抑えてまっせって感じだった、これはちょっとあざといけど。
終了後セガ海帰還、恍惚とした顔、満足だったんだろうか?謎でした。

次のステージはグレイプバイン、僕観たかったんでちょっと前に。セガ海今度は荷物管理交代で
後ろで寝るようだ、あんまり興味がないらしい。
バインのステージの感想、「やりすぎ」。ディープすぎ、フェスなんだから。祭なんだから。
およそ野外には似つかわしくないどんよりとした曲が続く。ワンマンライブで、密閉されたライ
ブハウスなんかでやったりアルバムで聞くとなると、きっとこの深さには圧倒されるだろうけど。
MC「ごめんなぁ野外っぽくない曲ばっかやって」ほんとだよアンタ!
でもこの本気っぷりにはやられた。新アルバム買っちゃったもの、あいつらの勝ちだわ。
後半テンションの高い曲もいくつかありVO.田中も服を脱ぎ捨てる。
そしてMC「メッチャ気持ちェェェ〜」の後に新曲。これがとてつもなくよかった。
この炎天下、海からの心地良い風の中その名も「風待ち」。
「涙が出なかったのは風のせいかな/明日も晴れだったなら会いに行こうかな」優しく歌われるこ
の歌は今年の個人的五指に入る名曲だ。是非、御一聴、是非っ!

そんなこんなでお次は、リップスライム。体調不良で急遽出られなくなったシュガーソウル、
その代役に渋谷陽一が送り込んだのは変化球ヒップホップ、1DJ5MCのリップスライム!
これが個人的にも最高のブッキング。その約一週間前にアルバム買って聞きまくってたんだもの。
やっぱりこういうステージングはロックよりも盛り上げるね、そういう音楽が彼らのやるヒップホップ。
とにかく楽しい、めくるめく音の祭典、もう客踊りっぱなしでした。
シュガーソウル目的の客が多かったのか、その時レイクステージでやってたGOGO7188の人気がすごい
のか、最初客全然いない。個人的にはこのフェス最も前に行けたので満足でしたが、やはりロックフ
ァンが多いのか(まだそういうジャンルとかに縛られてるバカが多いのか)、でも前来てるやつみんな
笑顔だし。アルバムのイントロに乗って登場のリップ「シュガーソウルことリップスライムです」
いきなりかます、イヤミ全開。彼らお決まりのおそろいのツナギで登場、各自紹介曲の後、アルバムの
曲を頭からやるという、シンプルかつ大胆な構成でライブは進む。はっきりいって今回の裏MVPは彼ら。
あまりにも楽しいポップミュージックによってジャンルの壁をスコスコと取っ払っていく。
「ロックもヒップホップもかんけぇない、パーティだ、おら踊れ!」と言わんばかりのステージ。
笑顔全開!腰フリフリ!ふと我に返って振り返る。とそこには同じ笑顔がこんなにも・・・っ!
いつの間にこんなに集まってきたんだ、すごい。音楽のみの、ステージングのみの力で客を
こんなに引き寄せた!最高!
ラストはシングル「雑念エンターテイメント」、最高潮でアクト終了っ!感無量っ!

この日前半戦終了ってところかな、佐野元春&山崎まさよしはパス。
レイクステージにPOLYSICS観戦の為にとぼとぼと移動。後半戦のスタートはPOLYSICSってのは最初から
決定事項。その前に立ちはだかった1つのバカバンドがあったのですが、
それはまた別のおはなし・・・。(王様のレストラン風・・・古っ!)

息切れ、次回に続ける、無理矢理にでも。
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